『yadori花』を作り上げる熟練の工芸技術の紹介

『yadori花』を作り上げる熟練の工芸技術の紹介

ななはり家プロシェクトが手掛けた第一弾商品『箱入り組み立て花器  yadori花』(以下 yadori花)

この商品を通し、日常の生活の中で日本の工芸の技に触れていただきたいという願いを込めて職人さんと手をとり、大切に商品開発を行いました。

今回は、この『yadori花』に使われている工芸の技のご紹介をいたします。

-漆について
『yadori花』は「拭き漆(ふきうるし)」という技法で漆を塗っています。
手間を掛けて漆を薄く塗る事で、木目と漆の良さを両方楽しむ事ができます。

また、『yadori花』の「漆モデル」は全て本漆を使用しています。

漆本来のとても優しい手触りも楽しむ事ができます。

漆には古来より「抗菌作用」や「保護剤」としての効果があります。
また、長く使う中で漆が剥がれた場合でも塗り直しをする事で、
長くお使い頂けます。
商品のリペアも可能ですのでお気軽にご連絡ください。



-木工技術について
木工は徳島県の宮大工さんに制作をお願いしています。
木を知り尽くした宮大工さんの確かな知識と技術で、丁寧に仕上げていただいています。

木箱も、『yadori花』専用に設計し、一つ一つ丁寧に仕上げています。

また、角も見た目と安全性を両立するために、ほんの少し丸みをおびるように削っています。



シャープな見た目を損なわずに、お子さんが触っても危なくないように安全性も高めています。




無垢モデルには「タモ」という木を使用しています。
漆との相性もよく、丈夫で木目も綺麗という点で今回タモを選びました。

また、これからも日本の木工産業が継続できるようにという想いを込めて、
廃材と端材をアップサイクルした再生モデルもラインナップいたしました。




宮大工さんの豊富な知識と熟練の技術で、商品として使用しても問題無い
端材・廃材を選び丁寧に加工いたしました。
再び命を吹き込まれた木のぬくもりを感じてもらえると嬉しいです。

おわり

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